こんにちはー!キャメルコードブログ運営者のキャメルです!
現在Web制作会社で働きながら、Web制作初心者の方に向けてブログで情報発信をしてます!
今回はスキル的な記事ではなく、転職に関するお話です。
35歳で異業界からWeb制作会社に転職を成功させました!
僕が35歳でWeb制作会社へ転職するまでの具体的な経験をお話ししていきたいと思います^^
経歴についてはプロフィールを読んでいただけると嬉しいです▼
- Web制作会社に転職したい
- 未経験から別業界へ転職をしたいと考えている
- どのように転職活動をすればいいかわからない
- 年齢的に転職は無理だと諦めている
これからWeb制作会社に転職したい方、新しい仕事に挑戦したい方、転職に悩んでいる方などの参考になる記事だと思うのでぜひ最後までお読みください^^
はじめに
僕は35歳のときにWeb制作会社へ転職をしましたが、転職活動ではめちゃくちゃ落ちました。
Web制作会社だけでなく、Web開発系の会社への応募もしていたので、書類選考だけでも100社以上は落ちたと思います。
当然その中で不安や葛藤、落ち込むこともももちろんありましたが、最後には転職を成功させることができました。
今回の記事では、そんな転職活動経験をもとに、これから転職活動をしていこうと思っている方の背中を少しでも押せるように僕の経験をシェアします。
転職活動の具体的ステップ
転職活動の具体的なステップについては以下の順番で進めていきましょう。
- スキルをつける
- ポートフォリオサイトを作る
- 職務経歴書を作る
- 求人に応募する
- これを改善して繰り返す
スキルをつける
まずは転職をするために最低限のスキルをつけましょう。
僕はもともと獣医師として全く別の業界で仕事をしていたため、Web制作の知識もスキルも全くない状態でした。
当初は独学でオンライン動画教材を使い学習をしてましたが、より効率よく学ぶためにオンラインスクール「デイトラ」に入り、本格的に学習を始めました。
僕の場合はすぐに転職を考えていたわけではなかったので、2年くらいかけてコツコツと学習をしてましたが、早く転職をしたいと考えている場合は、半年くらいあれば最低限のスキルを身につけることができると思います。
そのときにおすすめなのはスクールに入ってプロから学ぶことです。
独学で何が大変かというと、どのスキルを身につければいいのかがわからないんですよね^^;
特にWeb制作初心者の方は、何から手をつければいいのかがわからず、あれもこれもやってしまうということになりかねません。当時の僕のように時間を消費してしまいます。
僕のおすすめの学習方法は
プロゲートorドットインストールでHTML、CSSの基本を学ぶ→オンラインスクールのデイトラで学ぶ
デイトラについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね^^
ポートフォリオサイトを作る
ポートフォリオサイトを作るにあたり、まずはサーバーを契約しましょう。
サーバーはエックスサーバーかConoHa WINGがおすすめです。
サーバーの契約が終わったら、1ページの簡単なもので構わないので、自分の自己紹介ページのようなものを作りスキルをアピールしましょう!
「参考サイト ポートフォリオ」などと検索すると色々出てくるので、参考にして作るといいと思います。
デザインはデザイナーさんに依頼して作ってもらうのもおすすめです^^
ポートフォリオを作ることで、「サーバーを自分で契約して、ドメインを取得して、自分でファイルをアップロードして、、、」という一連の流れを経験することになります。これによりサイト公開までの基本的な流れを学ぶことができるので、今後の活動にも役立ちます。
職務経歴書を作る
転職活動において、職務経歴書は一番最初に評価対象となる重要なものです。
そして自分をアピールするための最初の武器になります。
これまでの仕事の経験や強み、人柄、アピールできるものを最大限に表現しましょう。
僕はプロのキャリアアドバイザーにお金を払って添削をしてもらいましたし、作成にも時間がかかりました。
職務経歴書はそれくらい大事なものだと認識して、大変かもしれませんが頑張って書きましょう!
これまでの仕事の経験を今後の仕事にどう活かせるのかを伝えよう!
求人に応募する
企業応募は複数の方法を活用して数を打とう
基本的にはPDCA(計画→実行→評価→改善)を回していくことが大切になります。
企業選考→応募→書類or面接で落選→どこが悪かったのか考える→改善→企業選考→応募→落選→考える→…
これを繰り返す。
ここはある程度数を打たないといけない部分ではあるので、複数の媒体を使ってどんどん応募していきましょう!
主に以下3つの方法を活用するといいでしょう。
- 転職エージェント
- 転職サイト
- ホームページからの直接応募
1. 30代未経験でのエージェント経由の転職はハードルが高い印象
僕は複数のエージェントに登録していました。
使った転職エージェントはこちらの3社。
- マイナビエージェント(幅広い求人)
- リクナビエージェント(幅広い求人)
- ウィルオブワーク(IT特化)
ポイントとしては、幅広い求人のあるエージェントと行きたい業種に特化したエージェントを使ったことです。
転職エージェント活用のメリット
転職エージェントを利用する最大のメリットは、プロのキャリアアドバイザーが付いてくれる点だと思います。
そのため以下のような多くのメリットがあります。
- キャリアアドバイザーに相談できる
- 職務経歴書を添削してくれる
- 面接対策をしてくれる
- 面接の日程を調整してくれる
転職エージェント活用のデメリット
逆に転職エージェントを使うデメリットもあります。
転職エージェントは、人材を企業に紹介して採用が決まったらその企業からお金をもらうという仕組みです。
そのため
- 即戦力や若い人材を求める傾向にあり30代以上の未経験者はコスト面で採用されにくい
20代であれば採用コストが多少かかってもこれからの成長に期待して採用するということはあるでしょう。
でも30代、40代となるとやはり不利です。
僕も面接で「若い人と同じようには採用できない」と言われました。
個人的な感覚として、30代以上での未経験転職を目指す場合、転職エージェントはハードルが高いと感じました。
僕はエンジニアでも採用を探していたので、100件くらいは応募しましたが面接まで行ったのは数件。
ことごとく書類選考で落ちました^^;
じゃあどうすればいいのか?転職エージェントは上手に活用しつつ、他の方法を積極的に使いましょう!
いい企業があれば応募しつつ、主に職務経歴書の添削や相談相手として活用するのがおすすめです。
転職エージェント登録からの流れ
① 初回面談を実施
まずは担当エージェントの方とオンラインで初回面談を行う
これまでのキャリアや希望年収などの労働条件のすり合わせを行う
② 希望と合致する企業の情報を送ってくれる
面談をもとに自分の希望と合いそうな企業の情報がエージェントから送られてくる
③ 希望と合致する企業に応募していく
送られてきた企業の中に行きたい企業があればエージェントを通して応募する
2. 転職サイトは複数の媒体から応募しよう
転職サイトも複数の媒体を使い応募していました。
主に使っていた転職サイトはこちら。
- Wantedly
- Indeed
- engage
Wantedlyは自分でプロフィールページを作成して応募したりスカウトが来たりするのですが
こちらについては特徴的なのでまた別記事で書いていこうと思います!
ちなみに僕はengageという転職サイトで現在の会社と出会い就職することになりました。
転職サイトから応募する流れ
① 転職サイトから募集している企業を探す
転職サイトから募集している企業を自分で探して応募します。
② 面接の日程などを調整する
企業から面接の返事が来たら企業と日程などを調整していきます。
転職サイト活用のメリット
- 自分のペースで進めることができる
- 求人数が多い
- 企業の採用コストが安いため未経験でも採用のチャンスが高い
Wantedlyは自分のプロフィールページを作りこまないといけないので少し大変ですが、その分アピールしやすい印象なのと、企業側から連絡がくることもあります。
転職エージェントと比較し転職サイトでは、自分で企業を探さないといけないなどの手間はかかりますが、企業の採用コストが安い分、未経験転職であってもチャンスは大きいと感じました^^
転職サイト活用のデメリット
- 自力で企業を探さないといけない
- 自力で対策をしないといけない
- 企業とのやり取りもすべて自分でやらないといけない
- 企業の掲載情報が少ないことがある
転職サイトからの応募は、企業探しから応募、面接の日程調整まで全て自分でやらないといけません。
時間と労力はかかってしまいますが、メリットも大きいので積極的に活用していきましょう!
3. ホームページからの直接応募
企業のホームページの採用ページなどから直接企業に応募する方法です。
ホームページから応募する流れ
① 希望地域のWeb制作会社を探す
「Web制作会社 地域」などと検索したり、Web幹事などのサイトを使いながら探します。
② 求人を募集している会社に応募していく
一つ一つ会社のホームページを見ていき求人募集しているか確認します。
募集していれば採用ページなどから応募します。
直接応募のメリット
- 熱意を伝えやすい
- 自分のペースで進めることができる
直接応募のデメリット
- 希望の企業を探すのが大変
- 企業の掲載情報が少ないことがある
- 時間がかかる
直接応募では一つひとつ企業探しをしていかないといけないので、なんと言っても時間と労力がかかります。
企業応募は複数の方法を活用する
ここまで企業への応募方法について解説をしましたが、自分の状況に合わせて、様々な方法を組み合わせて応募をしていくことが大切になります。
年齢を重ねてからの転職活動は決して楽なものでも簡単なものでもありません。使えるものは全て使って戦いましょう!
企業応募は複数の方法を活用しよう!
面接対策を行う
さて、無事書類選考が通ったら面接対策をしましょう!具体的にやることを解説していきます。
1. 面接を受ける会社のことを調べる
書類選考時には数を打つ必要があるので、そこまで詳しく調べることは難しいと思います。
でも書類選考が通ったあとは、徹底的に調べていきます!
まずはホームページやSNSなどをチェックしてみましょう!
余裕があれば、実際にその会社のサービスを使ってみたり、書籍を出している場合は読んでみるのもおすすめです。
ブログなどを書いている会社も意外と多いので、ブログに目を通すのもおすすめです^^
この時点で、ん?なんかこの会社違うかも…と思うことも出てくるかと思いますが、とりあえず面接は受けておきましょう。採用候補の会社があると安心感に繋がり、その後の転職活動も余裕を持って行うことができるからです。
2. 質問に対する回答を考える
想定質問に対する回答を考えていきましょう。
基本的なよくある質問に関しては書籍やネットで十分ですが、個人的なおすすめはYouTubeです。
最近はYouTubeでも転職に関するチャンネルがあったりするので、動画で勉強するのもとても参考になります。
おすすめは「転職のサラタメさん」チャンネル。
本要約チャンネルで有名なサラタメさんですが、実は転職チャンネルも出しています。
僕も転職活動時にはよく見て参考にしていたチャンネルなのでぜひ見てみてください^^
3. 本番を想定して練習する
質問と回答が準備できたら、あとはひたすら練習しましょう!
このときのポイントは、本番を想定して声に出して練習することです。
本番をイメージして面接官が目の前にいることも想像しながら、しっかり時間を計って練習してみましょう。
転職活動と同時にスキルを伸ばすことにも注力しよう!
転職活動中は転職活動だけに集中してしまいがちですが自分のスキルも同時に上げていく努力をしましょう!
「この人は就職後もしっかり頑張ってくれそうだ」という印象を与えることが大切です。
僕はWeb開発にも興味があったのでJavaやvue.jsを学んで簡単なサイトを作ったり、Qiitaの記事を書いて面接でアピールしてました。
Javaもvue.jsも全くの知識ゼロでしたが、本当にそのときに勉強しながら同時並行で転職活動をしていたという感じです。
大変かもしれませんが、これは転職した後にも必ず活きてきます。
難しいことをやる必要はないと思いますが、転職活動に支障が出ない程度に知識とスキルを磨いていくことをおすすめします!
これがそのとき作ったサイトです▼
こちらはQiitaの記事▼
入社後も自主的にスキルを磨いていける人材であることをアピールしよう!
今までの経験を活かせる会社は狙い目
30代で未経験。
普通に戦えば20代や経験者には勝てません^^;
だからこそ勝てる場所で戦う。それがどこなのかを考える。
実は僕も転職活動時には分かってなかったのでめちゃくちゃ苦労したのですが、就職が決まった後に、
「あぁ、最初からこのような会社を狙えばよかったのか」と気付きました。
このような会社とは、、、
それは、これまでの社会人経験を活かせる会社です。
これまでの仕事の経験、特にあなたしか持っていない経験は強い武器になります。
当たり前といえば当たり前ですが、当時は確率の低い会社に適当に応募しまくって撃沈しまくってました。
僕の例で言うと
- これまで獣医業界で働いてきた
- 採用してくれた会社は医療業界にサービスを提供している
まさに医療業界という部分でマッチングした感じです。
他の業界でも同様ですね。
- 公務員の方であれば、官公庁向けのサービスを提供している会社を狙う
- 飲食業の方であれば飲食業界へのサービスを提供している会社を狙う
これは分かりやすい一例ですが、深掘りをしていくと自分の経験を活かせる部分がたくさん見つかるはずです。
この経験は活かせそうだな。あ、ということはこの経験も…
これまでの経験を深掘りしてアピールポイントを見つけていきましょう!
必ずあなたの経験を求めている会社があるので根気強く探しましょう!
自分を採用することでのメリットを相手に感じてもらうことが大切!
数を打つことは大切
上記でもお伝えしたように転職活動はマッチングするかどうかです。
自分を求めている会社と出会うためにも数を打つことは必要です。出会う母数が少なければマッチする数も当然減ってしまうので、チャンスも減ります。
その分落とされる数も当然増えますが、落ちても落ち込む必要はまったくありません。
- どうせ最終的に入社するのは1社だけ
- 書類で落ちても経歴やスキルでマッチングしてないだけ(人間性が否定されているわけではない)
- 面接で落ちても練習になって次に活かせるのでOK
- そもそも落ちるのが普通
良いと思った会社があればどんどん応募しましょう!
僕も100社くらいは応募しました。
落ちても落ち込む必要はないので積極的に応募しよう!
転職サポートのサービスを利用する
僕は医療業界にいたためIT業界への転職活動を始める前はこんな状態でした。
- IT業界への転職活動のノウハウがわからない
- 職務経歴書の書き方がわからない
- 面接でのアピール方法がわからない
そこで、悩んでいる時間がもったいないと思いプロにお願いすることにしました。
もちろんこれは必須ということではなく、お金に余裕があったり、時間を節約したい人におすすめな方法になります。
僕はオンラインスクール「デイトラ」のWeb制作コースで学習していたということもあり、デイトラの転職サポートコースというものを利用しました。
プロに依頼して転職をサポートしてもらうことは有効な手段だと思います。
プロに依頼するメリット
- IT業界への転職活動のノウハウを学べる
- 職務経歴書の添削をしてくれる
- Wantedlyのプロフィールページを添削してくれる
- いつでも相談できる
- 精神的に安心感を持てる
プロに依頼するデメリット
- お金がかかる
数万円程度はお金がかかってしまうので、お金をかけずに転職活動をしたい方は、先述したように転職エージェントを上手に活用しましょう!
まとめ:転職成功のポイントはマッチングするまで実践と改善を繰り返すこと
いかがでしたか?
僕の転職経験から色々と書いてきました。
世の中にはたくさん会社があります。自分を求めてくれる会社も必ず存在します。
何度でも言いますが、転職はマッチングするかどうかです。
マッチングするまで、自分のスキルと知識を磨きつつひたすら行動と改善を繰り返しましょう。
そうしているうちに自分とマッチする会社と出会うタイミングが必ず訪れます。
この記事を読んでくれた方の転職活動がうまくいくことを願っています^^
さいごに:転職後の仕事について
転職後はやりたかったWeb制作の仕事ができて、人間関係も良好でとても充実した日々を過ごしています^^
実は現在、週5日Web制作会社で働きながら、週末の土曜日は獣医師として働いています。
挑戦したいと思っていたWeb制作の仕事をしつつ、これまでの経験も活かした働き方ができています。
働き方やキャリアは決して決まっているものではなく、自分のやりたい仕事ができたり、自分が幸せに働けることが一番の成功だと思います。
この記事でこれから一歩踏み出そうとしているみなさんの背中を少しでも押せたら嬉しく思います^^
僕もまだまだキャリアの途中なので、お互いにこれからも頑張っていきましょう!
それではまた次の記事でお会いしましょう!では!